第2回日展は昨年が特選受賞だったので無鑑査です。作品舞台となった場所は以前から構想を温めておいた東京荒川区日暮里の常磐線の線路です。踏切越しに眺めたこの風景。上には京成線の高架橋があり、カーブしたレールと覆い被さる複雑なガーター橋の創り出す旋律。そこに午後の陽差しが当たると、ドラマチックな光のスペクトルが生まれるのです。

第2回日展は昨年が特選受賞だったので無鑑査です。作品舞台となった場所は以前から構想を温めておいた東京荒川区日暮里の常磐線の線路です。踏切越しに眺めたこの風景。上には京成線の高架橋があり、カーブしたレールと覆い被さる複雑なガーター橋の創り出す旋律。そこに午後の陽差しが当たると、ドラマチックな光のスペクトルが生まれるのです。