「秋風の篠井」

「秋風の篠井」 F10 h45.5cm x w53.0cm 山梨県南部町福士 篠井山を望む

 どこにでもある日本の原風景のような山里、山梨県南部町福士。ただその風景は日本人の心のどこかに潜在するかのように初めて見た人もなぜか懐かしさを感じさせる何かがあります。赤茶けた篠井山を借景に大銀杏が点景としてアクセントを添えます。

赤沢宿 企画展(2015、2017)

 日蓮宗総本山のある身延山。その裏手には修験道が白装束を身に纏い、修行をする七面山があります。かつてはその講中宿として栄えた「赤沢宿」。今でも江戸時代からの旅籠旅館が立ち並ぶ歴史的な光景は人々に安らぎをもたらせてくれます。その宿内の「清水屋」で個展を行いました。

「桜麗し 赤沢宿」 F6 w31.8cm x h41.0cm  山梨県早川町 赤沢宿 

 赤沢宿を代表する石畳の目抜き通りの風景です。風情ある江戸時代からの旅籠旅館が立ち並ぶ様はまさにタイムスリップした感覚に陥ります。急峻なこの地は集落の上から下まで標高が100メートル差があります。

「春陽の里」 w45.4cm x 38.0cm 山梨県早川町 赤沢宿眺望

 急峻な山肌に佇む赤沢の集落は、南アルプス聖岳のちょうど反対側西麓に位置し、日本のチロルと称される「下栗」と形成が非常に良く似ています。集落中央には「妙福寺」のお堂が象徴的です。

「爛漫の宿」 w80.3cm x h33.3cm 赤沢宿俯瞰

 高低差のある赤沢の集落は俯瞰できる場所が多々あります。一番間近で俯瞰できるこの場所が私のお気に入りのポイントです。中央の赤い屋根の「両国屋」の建物と直近にある銘木しだれ桜を象徴的に配した構図となりました。

赤沢宿の様子。左上に見えるのが会場の茶店「清水屋」

 上から下まで標高差100メートルある赤沢宿。急峻な斜面にひな壇のように家屋が設けられています。

作品展示の様子。昔ながらの日本家屋と日本画がマッチしております。

ギャラリートークの様子。地元の方や観光で来られた方々が熱心に耳を傾けてくださいました。

2019年 南部町立美術館 個展

富士川の流れとともに雄大な風景を擁する山梨県南部町。水墨画家「近藤浩一路」ゆかりの地。東京の美術館で画伯が学生時代に残した一枚の油絵に偶々出会い私はその風景に出会いたく、この地を取材して回りました。その後、この美術館の学芸員の方と知り合い、恋い焦がれたこの地での展覧会の運びとなりました。

「山河悠遙」 w540.0cm x h180.0cm 山梨県南部町 白鳥山より南アルプス遠望

まさに南部町の風景の妙を代表する場所です。180度のパノラマが楽しめる小高い山の頂。悠然と流れる富士川の彼方には凜とした北岳を始め農鳥岳、間ノ岳など神秘的な南アルプスの山並みが見渡せます。

「春暁の山河」 w207.0cm x h73.0cm 山梨県南部町 本郷の千年桜からの遠望

南部町には「本郷の千年桜」など数本の桜銘木が存在します。その銘木のみならず借景の富士川との対比がさらにこの地の自然の美しさを共演し合っております。

南部町立美術館(近藤浩一路記念館)全景
大展示室では歴代の屏風絵をゆったりと展示
南部町のみならず、日本、世界の心に残る風景を展示

山梨と春 日本画大作展

日展会員の伊東正次氏との2人展。襖絵、屏風絵の様な大きな作品を得意とする2者の共演です。桃源郷真っ盛りの時期、借景の富士山も美しい日本庭園を背景に根津記念館の日本間をふんだんに使った迫力ある日本画展です。

「桃源郷 暁」w207.0cm x h73.0cm 山梨市牧丘からの富士
広大な日本間、日本庭園が広がる根津記念館が会場です。

2018年 赤沢宿 油障子祭

江戸時代からの旅籠旅館の家並みが美しい歴史的な集落「赤沢宿」の建物一軒を丸ごと行灯に見立て、水墨画作品を建具にはめ込み陳列します。夜間は照明の点灯とともに幻想的な絵画が集落を彩ります。

集落内の「清水屋」を行灯に見立て、地元早川町に因んだモチーフを水墨画で作成。